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7月14日の夜の部の月組公演 『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』を見てきました。

今回の月組バージョンはどうかしらん♪ とワクワクしながら席に着きました。
組毎に、その時代のトップさんの特色、変化が出る本作品。
トップオブトップのあさこちゃんが主演なので、これでもか!と舞台全体を掌握するトート閣下なのかな~なんて想像しながら席につきました。
お席は13列のどセンター。まぁちゃん、本当にホントにありがとう
久しぶりにオペラグラス無し(忘れたんですけどね^^;)でじっくり全体を見せてもらいました。

でもって感想ですが・・・かなり長くグダグダ書いちゃいました。
覚悟のある方はどうぞ(笑)

見終わった瞬間の全体の印象は「ソフト&地味に作ってきたなぁ」でした(あはは)。皆さんお上手でしたよ。 半分位の組子は2度目の『エリザベート』でしょうし、もしかしたら楽譜にかなり忠実に歌っていたのかもしれないです^^; しかしながら、組全体のパワーだったり高揚感が私には全く押し寄せてこなかったんですよね。。。フィナーレナンバーは素晴らしかったですけどね(ま、これは当然ですな^^)。

何がどうして私にグッとこさせなかった考えるとですね、トート閣下の役作りが、どうにもエリザベート寄りなのですよ。だからタカラヅカ版のエリザベートを見た気が全くしなかったんですよね。全然トート閣下が目立たないし(黒) 黒天使の方が立場上っぽいし(真っ黒)。

そうですね~私の受けた印象ですが、ラストの昇天の場面で「終に思いをとげた二人」というよりは、「ふたつに分かれていた魂が終にひとつになった」というようなイメージだったんですよね。そう、そこに『男女の愛』は存在しないのだよ(号泣)。


娘役ファンとしては娘役をめちゃくちゃ愛して欲しいんですよ
かなみちゃんとのコンビ時代は愛情溢れるお芝居が上手かった筈なのに、今回のトート閣下には「愛」も「執着」も全く感じられなかった。ひたすらふわふわと彷徨ってるようで・・・物悲しいのだ。 「「皇帝は恋に落ちてしまった」な~んて言われても”それ(恋心)は全く感じられなかったんですけど・・・それよりもやっと魂の片割れを見つけたのでしたって感じじゃん」と脳内ツッコミしまくり(黒)。

エりザベート役の彼女もあさこトートがグランドアモーレ状態で愛してくれないので、かなり可哀想なコトになっちゃってましたね・・・ご愁傷様でした。 彼女が今できる全ては出し切っているので、後は抜擢した側の責任でしょ^^; これをきっかけに大スター様になっていただかないと、彼女の影で泣いた月組娘役が報われないですから、劇団も責任を持って頂かないと・・・このまま何気に蘭トムの相手役とかになったりしないですよね(コラッ)^^; そうそう、抜擢されて必死に頑張っているけなげさとエリザベートの葛藤がミックスされていた部分と、宙組化粧バッチリさ加減に花ちゃんを彷彿してしまったことを書き残しておきます(笑)。

キリヤンは彼女ならば当然このくらいはやってくれるよね^^ というレベルをかる~く超えてくれてありがたかったですね。アダルティな役が似合うと思われがちですけど、それも出来るってだけで、実は若々しい役のほうが彼女にあっていると思います! 故に私は1部の若いフランツが素晴らしく魅力的でした ところでフィナーレナンバーの衣装はいじめかと思うくらい酷かったと思うのは私だけですかねぇ(嗚咽)。

ルキーニは優しいなぁ~ あんなに市民に同情した「ないものはないんだ」ってセリフを聞いたことなかったです 元気ではじけていて、一皮も二皮もむけちゃった印象ですが、ある部分では妙に初々しくて、まるで新人公演をみている錯覚に何度か襲われてしまいました(笑)。
最後の審判でトートからナイフを受け取るときに落としちゃった痛恨のミスもありましたがあれは落とすトートにも罪があったと思うぞ(笑)。

「キャストの中で一番小さいから」という理由だけで明日海りおちゃん演ずるルドルフバージョンを観劇日に選んだんですよね。期待通りにとても良かったと思います。特に銀橋の見せ場は鳥肌がたつ素晴らしい表情の数々に感激でした。が、ダンスは苦手なんですか? 足は上がらないし動きももっさりしていて・・・・醸し出す雰囲気が音月桂ちゃんに似ている気がしました^^ 彼女は月組じゃない組の方が向いている気がするんですけどねぇ。

子ルドルフはめっちゃ可愛かった。後からしずくちゃんだと知って「お歌をもう少し頑張ろうね」とか思いましたが、キュートなのでOK! 「猫を殺した」という歌詞が似合わないくらい可愛いのと、そのときのトート閣下のリアクションには大笑いさせてもらました←(超失礼)
しずくちゃんは何が良いって、お化粧の地色が素晴らしい! 本当に綺麗だったわ

あひちゃんのルドルフに向かい「殿下」と跪くシーンに激萌えでした 今後もそういうポジションでスター様を支えて欲しいなぁ~ 

スター路線歩いてきたあいあいにまさかの配役@ゾフィーでしたが・・・・惜しい、惜しい場面が多過ぎる~~~~ ヘンな話ですけど、「私はタカラヅカが好きだからどんな役でもやりこなします!」っちゅー覚悟があるならば、あすかちゃんクラスの技術がないいのは問題な気がします。 または渚あきちゃん位に「これしか出来ません!」と娘役&女役道を極めちゃうのも手だったのかもしれない。 月組育ちで芝居がそこそこできちゃったけど歌が微妙で・・・ってのはどうなの? 彼女のポジション・・・迷走しちゃいそうだなぁ。。。心配です。

組長&副組長は良い仕事してましたね。自分の立場と役がぴったりあってこういう配役もいいものですね~と生あたたかい目で見守ることができました。

そうそう、最後のパレードで「あの娘、めっちゃ可愛いよ~~~~誰だれ~~~」と大騒ぎして、名前を探した彼女は蘭乃はなちゃんでした。鬘のセンスがいいのぉ。娘役には必須事項だからね~ 今後も注目していきたい新進娘役さんを見つけちゃいました^^

色々書いてみると、どうにも今回の月組バージョンは私にはあわなかっただけで、世間的には全然OKなのかもしれないです。 私は、『エリザベート』は初演の雪組の宝塚大劇場の初日から始まり、東京宝塚劇場の千秋楽まで狂ったように何度も何度も劇場に足を運んだ作品なので、妙な思い入れがあったりもするんですよね^^ この先、何度再演されたとしても、あの初日の例えようのないない緊張感、空気感だけは忘れられないでしょうし、、東京公演千秋楽の独特の雰囲気も皮膚感覚でおぼえていると思います。 だからなんでしょうね~ ゼロを1にした一路さんトップ時代のあの演出、あのキャストがどうしても基準になってしまうんですよね(笑)。 雪組の作った『エリザベート』を掛け算にして飛躍させちゃったマリコさんトップ時代の星組の功績も素晴らしいですけどね

3時間、色々なことを考えながら見てしまいました。どうしても良さも悪さも比べてしまうんです。そして語りたくなってしまう不思議な魅力のあふれる作品です。やっぱり初恋じゃないですけど、私には初演の雪組なんだなぁ~帰って思わずDVDを引っ張り出しちゃったもの^^;



(つぶやき)
どうせ再演モノをするならアサコちゃんには「バトラー船長」の方が断然あっているような気がするんだけどなぁ~ 「金貨で150ドル!」なんて絶対にハマると思う。何故、今、この時代の月組で『エリザベート』だったんですかね~ さっぱりわからないわ(悩)

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ほらっ!
私がイチオシの娘役で蘭乃はなちゃんとすみれ乃麗ちゃんの双子!って言ったいたのがお分かりいただけたようで。

マデレーネは、星奈優里ちゃんがNo.1で、蘭乃はなちゃんはその次かな?
pink 2009/07/16(Thu)14:48:15 編集
Re:ほらっ!
そういえば双子ジェンヌの話、してくださってましたね。すっかり忘れてました(笑)
私は舞台の彼女を見ていいな~と思えたのでちょっと嬉しかったですね。頑張っている娘役を見るのは幸せです(笑)

>マデレーネは、星奈優里ちゃんがNo.1で、蘭乃はなちゃんはその次かな?
基本、娘役じゃないとね~マデレーネちゃんは^^ ユリちゃんは雪組枠なので基準なんです~フランツとの相性もあるし、彼女以上のマデレーネちゃんには会えないと思います^^
caramel7  【2009/07/21 21:02】
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「映画鑑賞」「宝塚」を始めとする観劇、それから「アジアのアーティスト」に興味があります。今、一番のお気に入りは「神話のドンワン」と「スーパージュニアのカンイン」です。
国内外の旅行にも時々出かけます。ここ最近はひたすら韓国旅行ばかりだったので、アジア脱出を目論んでます(笑)
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